時差障害(時差ぼけ)

時差ぼけは、4 ~ 5 時間以上の時差のある地域に航空機で移動した時に生じる身体リズムの不調で、睡眠障害(入眠困難・睡眠の分断など)がみられます。東行き旅行(例えば日本からアメリカ)をした場合は、西行き旅行(日本からヨーロッパ)よりも症状が強く、時差の少ない南行き(日本からオーストラリア)では症状がほとんどありません。

■ 機内でのアドバイス
  • 時計を現地時間に合わせて睡眠や食事をするように心がけましょう。
  • 水分補給に努めましょう。
  • 短時間の睡眠をとりましょう(アイマスクや耳栓など工夫しましょう )。
  • アルコールやカフェインは控えめにしましょう。
  • 機内では消化機能が低下するため食事は軽くしましょう。
■ 現地到着後のアドバイス
  • 夜に到着した場合は、眠くなくても寝るようにしましょう。
  • 医師と相談の上、短時間の睡眠導入剤を使用することも検討ください。
  • 朝や昼に到着した場合は夜になるまで眠るのを待ちましょう。
  • 昼間は日光にあたることをお奨めします。